非上場株式を相続する際の手続き
非上場株式を相続するには、相続人を決めなければなりません。会社の定款に、株式の譲渡制限を規定していても、相続には該当しません。会社の承認を得る必要はなく、株式を相続する人を決めることができます。
もし、被相続人が所有する株式の数がわからないならば、相続の手続きを行う前に、その点をはっきりさせなければなりません。もしわからなければ、会社にある株主名簿を入手して、被相続人が所有する株式の数を確認することになります。
相続人が決まった後は、相続人が会社に株主名簿の「名義書換請求」を行います。請求の際には、株主名簿記載変更書、戸籍謄本(被相続人と相続人の関係を証明できるもの)、相続人の印鑑証明書、遺産分割協議書、株券(発行されている場合)などを添えて、手続きを行います。
「非上場株式を相続する手続き方法-株式評価から株主名簿の書き換えまでの流れ-」に 詳しい手順を記載しています。